2010年7月25日日曜日

JW-CAD・鉄筋コンクリート構造・ラーメン配筋図を作成する

TIME:2010/07/25.13:00.
PLAN:JW-CAD、建築CAD、鉄筋コンクリート構造、ラーメン配筋図。
PLACE:神戸高等技術専門学院、インテリアリフォームコース、CAD製図実習。
1.目的:インテリア製図の授業で鉄筋コンクリート構造・ラーメン配筋図をJW-CADにて作成する。建築CADのソフトはJW-CADなので、このソフトの使い方について調査する。

2.「建築設計製図」(実教出版)の教科書の5章「鉄筋コンクリート構造の設計製図」で製図例5-7,ページ38の店舗付事務所設計図(鉄筋コンクリート構造)のラーメン配筋図をJW-CADで作成することになった。

3.基礎知識として、p135-p149をよく読んでおくこと。
柱と組立て基準線、鉄筋表示、鉄筋の種類・径・数量の表示、部材断面の表示、部材の略符号
C:柱
G:大梁
B:小梁
F:基礎
FG:基礎梁
S:スラブ
W:壁


nCm:n=階数(B,1,2,3,...R,P),m=柱番号(1,2,3,...)

rGl:k=階数(B,1,2,3,...R,P),l=梁番号(1,2,3,...)

配筋リストの見方

梁・柱の配筋
梁の配筋と鉄筋の表示法
スラブの配筋

4.ポイント、太い鉄筋でも巾なしの実線で描く。つまり芯位置で表示する。
フック、中間部の折り曲げ、継手、定着は配筋標準に従うこと。

フックの内径、継手長さ、定着長さ、折曲げ半径などは、配筋標準によることを表示すれば、図示する必要はないが、JW-CADで入力するのに確定した数値が必要である。つまり鉄筋の直径を考慮した半径でL曲げ、180度曲げなどを入力する。

5.かぶり寸法と鉄筋の間隔は、かぶり厚さはコンクリート表面から最短距離にある鉄筋の外側までであるのに対し、鉄筋の間隔は芯-芯間を示しているのが大きな違い。
JW-CADでは鉄筋の直径があらわされないので、ここの読み替えが必要なところが最大のポイント。またここのところが図面と現物との読み違えの最大の原因であるように思える。

6.まず共通事項を確認する。
鉄筋 SD345(D22,D25),SD295A(D10,D13)
あばら筋 □-D10@200
腹筋   2-D10
幅止め筋 D10@1000
帯筋 一般部分 □-13@100
    仕口部分 □-13@150

圧接位置は鉄筋上の黒丸で表す
コンクリートの設計基準強度 24N/mm2
X3通りの配筋図を示す。

7.作図手順
柱芯などの基準線を0-0レイヤに描く。
0-1レイヤに外形線、基礎を描く。
0-2レイヤに柱の鉄筋を描く。Y0をつくり、Y1へ反転コピー。
0-3レイヤに梁の鉄筋を描く。基礎梁、2階梁の鉄筋をつくり、3階にコピー、屋上階梁。

8.フック、ループの半径及び位置、主筋の芯位置
90度曲げのRは、R=6D/2+D/2=6*22/2+22/2=66+11=77mm
180度曲げのRは、R=6D/2+D/2=6*22/2+22/2=66+11=77mm

柱(1F,2F,3F)の主筋芯位置Lは、L=かぶり厚さ+帯筋の直径+主筋の半径=40+13+22/2=64mm

梁(2F,3F)の主筋芯位置Lは、L=かぶり厚さ+あばら筋の直径+主筋の半径=40+10+22/2=61mm

写真は、JW-CADで店舗付事務所設計図(鉄筋コンクリート構造)のラーメン配筋図を作成したところ。

2010年7月9日金曜日

JW-CAD・パース・一点透視図を作成する

TIME:2010/07/09.13:00.
PLAN:CAD、パース、一点透視図、建築CAD。
PLACE:神戸高等技術専門学院、インテリアリフォームコース、CAD実習。
1.目的:インテリア製図の授業でCADのパース図作成、一点透視図を作成する。建築CADのソフトはJW-CADなので、このソフトの使い方について調査する。

2.パースについて、まず用語の説明をしていただいた。
FL,GL,EL,VP,PL,SP,平面図、立面図、展開図

3.基本、パースはガラス窓を通して見える建物を、そのガラス面に写しとった図。このとき、ガラス面(PL)を建物(平面図)の手前でかつ接触している場合は縮小法といい、作図されるパース図は平面図より小さくなる。
またガラス面(PL)を建物(平面図)の後ろでかつ接触している場合で、人の立ち位置(SP)を建物の中に置く(すなわち平面図の中に置く)と、拡大法といい、作図されるパース図は平面図より大きくなる。

3.すでにJW-CADで作成した課題図は、ある室内の平面図、東側室内立面図、北側室内立面図、西側室内立面図、がすでに存在する物とします。ガラス面(PL)は平面図の奥でその北壁に接触している物とします。(室内パースなので拡大法)。VPは平面図と立面図から南壁の室内のほぼH1.5mmにあるものとします。このような設定条件で一点透視図をJW-CADで作成するものとします。

4.まず北側壁室内透視図を作成する。PLが平面図の北壁面と同じ位置にあるので、北壁面を作成する。

5.次に北壁面から西側、東側の天井の回り縁と床の巾木のラインをVPから延長して作成する。

6.西壁面にある開口部(ドアー)の枠のラインを作成する。

7.ポイントは、一点透視の場合は、X方向、y方向は、平面図と立面図の交点より拾う。Z方向は、いったんPL面との交点を求め、VPから放射延長して、立面図との交点を求める。

8.補助線と透視図線は色分け、レイヤー分けするとわかりやすい。

写真はCADの授業でパースの一点透視図の課題をJW-CADにて作成。透視図は青線で作成した。


































2010年7月3日土曜日

IC1次試験・技術編・西洋建築史


TIME:2010/07/03,16:30-21:00.
PLAN:資格試験、インテリアコーディネーター、1次試験、西洋建築の歴史。
PLACE:西洋の建築物の歴史、世界遺産登録。

目的:インテリアリフォームコースの計画の授業で習っている、西洋建築史のまとめ。教科書ではカラー印刷でないのと、場所がわかりにくいので。
世界遺産の歴史的遺産で歴史順、建築スタイル別にまとめてみる。

参照web
建築写真Architecture Photo Gallery
http://www.architecture-photogallery.com/
ウィキペデイアの建築史
書籍
図説西洋建築の歴史、河出書房、1800円
ISBN978-4-309-76069-8
がカラーで初心者にもわかりやすく書かれている。
ギリシア建築(柱構造・完璧なオーダー)とゴシック建築(壁構造)の二つの大きな流れがあることをわかりやすく解説されている。

西洋建築史
1.古代の建築(ギリシア建築/ローマ建築/初期キリスト建築)
ギリシャ建築
特に神殿建築は最も完成度が高い。石造技術。ギリシア建築の神殿は、ドーリア式、イオニア式、コリント式のいずれかで構成される。ギリシア建築の特徴の一つは、柱の直径、高さ、柱間、そして神殿の高さ、幅、長さの間に、秩序だった比例関係が用いられていることである。その比例関係は、(視覚的調整により中央部が微妙に膨らんではいるが)円柱の下部直径1.88mに対して標準的柱間4.25m、比率は4:9であり、基部スタイロベート の幅:長さ、内陣の幅:長さ、そして建物自体の幅:コーニスまでの高さも、全く同じ比率になっている。ギリシャ建築では柱と柱の間の距離はその上に掛け渡す石の大きさで決まりました。ですから、この様式で大きな部屋を作ろうとすると巨大な石が必要になるか、もしくは部屋が「柱だらけ」になるかのどちらかでした。

ギリシャ-パルテノン神殿(紀元前447年起工・432年完成 アテネ)
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/7/3/73af2921.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/7/3/73af2921-s.jpg" width="160" height="107" border="0" alt="Arch-hist-bc05-Parthenon" hspace="5" class="pict"  /></a><br />

ローマ建築
古代ローマの文化、芸術を代表する建築。ローマン・コンクリート技術。
ローマ人の発明した「アーチ」、「ヴォールト」、「ドーム」の新技術は、小さな石材(やレンガ等)を組みあわせることで巨大な空間に屋根を掛け渡すことが可能になったのです。

ガールの水道橋 (ポン・デュ・ガール)紀元前22年 「アーチ」
建設には15年の歳月が費やされたと推定される。ポン・デュ・ガールはユゼスからニームまで全長50kmの巨大な水路の一部です。
まず整備された土地に厚さ40cm、幅2mのセメントの基盤をひいた。その両端に厚さ40cmの貝の混じった石灰岩(近くのヴェールの石切り場の石)を立て、内側は磨かれた。水道の外部は、土の中に埋められている場合は除いて、石灰岩の粉の石膏で覆われていた。1.15mの2つの壁は全て蓋がされていて、内部の高さが一番高い所では約1.80mになり、人一人が歩くことができた。
水漏れを防ぐために内部の2つの壁には厚さ4cmの漆喰(石膏と細かい瓦や陶器を混ぜたもの)が塗られていた。下の面はセメントの骨材がひかれ、隙間には石灰が詰められ、表面は磨かれていた。また、壁の内部には鉄から作った赤茶色のペンキが漆喰の上に塗られていた。壁と床のつなぎ目には丸太を4分の1に切った形に塗材が塗られていた。
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/2/6/26f94c57.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/2/6/26f94c57-s.jpg" width="160" height="109" border="0" alt="arch-hist-bc01-le-pont-du-gard" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
コロッセオ(コロセウム)紀元80年ごろ 、「ヴォールト」
ローマの伝統的意匠に則した大建築物。基礎はかなり深く造られており、池の跡に建設されたにも関わらず建物は全く沈下を起こしていない。下部構造は切り石による積石造で、上部構造は重量を軽減するためにコンクリートが用いられた。建設は4つの部分に分割施工され、材料に応じて入念に行程分けされた。その組織的かつ効率的な建設事業はたいへん高度なもので、ローマ建築の技術レベルの高さを物語る。
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/1/4/143b3102.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/1/4/143b3102-s.jpg" width="160" height="120" border="0" alt="Arch-hist-bc2-Colosseum" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
パンテオン神殿 紀元120年ごろ 、「ドーム」
建物は、深さ4.5mのローマン・コンクリート基礎の上部に直径43.2m の円堂と半球形のドームが載った構造で、壁面の厚さは6mに達するが、高さによって材質を使い分けており、ドーム上部は凝灰岩と軽石を素材として用い、その厚さは1.5mに減じる。
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/4/7/47a53863.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/4/7/47a53863-s.jpg" width="160" height="115" border="0" alt="arch-hist-bc01-Pantheon_Front" hspace="5" class="pict"  /></a><a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/7/0/701c6f5f.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/7/0/701c6f5f-s.jpg" width="160" height="213" border="0" alt="arch-hist-bc01-Pantheon_opeion" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
イタリア-ディアナの家ac2c
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/3/c36c0643.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/3/c36c0643-s.jpg" width="160" height="107" border="0" alt="Arch-hist-ac2-InsulaAPH" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
「建築十書」ウィトルウィウス

初期キリスト建築
ラヴェンナの初期キリスト教建築群は、イタリアのラヴェンナにあるユネスコの世界遺産登録物件名。登録は1995年。5世紀初頭から6世紀末に建設された初期キリスト教の聖堂・礼拝堂を対象とする。
サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂
英名 Early Christian Monuments of Ravenna
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/6/c68108b9.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/6/c68108b9-s.jpg" width="160" height="235" border="0" alt="arch-hist-ac01-SantApollinClsse" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
イタリア-旧サンピエトロ大聖堂ac4c
現在、この創建当時のサン・ピエトロ大聖堂は失われてしまったが、サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂は、旧サン・ピエトロ大聖堂とファサードや平面がよく似ており、当時の教会堂を偲ぶのに適している。
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/a/cafa78ac.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/a/cafa78ac-s.jpg" width="160" height="111" border="0" alt="arch-hist-ac04-Roma_San_Paolo_fuori_le_mura_BW_1" hspace="5" class="pict"  /></a><br />

2.中世の建築(ビザンチン建築/ロマネスク建築/ゴシック建築)
ビザンチン建築
4世紀から滅亡する15世紀までの東ローマ帝国の建築を指す。ビザンティン建築のはじまりを7世紀以降とする場合もある。帝国が失われた後も、特に東欧諸国の正教の聖堂で採用される。バシリカ、クロス・ドーム

聖ソフィア大聖堂(アヤ・ソフィア/ハギア・ソフィア)、イスタンブール
長さ77メートル、幅71.2メートルのほぼ正方形のプランの上に直径31メートル、高さ55メートルの大ドームを戴き、ビザンティン建築の課題であったバシリカ式プランとドームの結合を完全に成功させたのである。この大ドームを支えているのは、身廊上で東と西から寄り添うように脇を固めている2つの半ドームであり、ペンデンティヴの技術とこれらの半ドームによる合理的な構造処理が、アヤ・ソフィアの流動感溢れる室内空間を作り上げたのである。
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/8/a/8a1929a5.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/8/a/8a1929a5-s.jpg" width="160" height="120" border="0" alt="arch-hist-bc01-ayasofya" hspace="5" class="pict"  /></a><br />

ロマネスク建築
ロマネスクは「面」で構成する建築であり、
1000年から1200年頃までのゴシック建築以前の建築を指す。バシリカと単廊式教会堂(Saalkirche)である。西構え(Westwerk)の発明である。塔、壁面を石造、天井と屋根を木造とする平天井バシリカである。

西ゴート王国の時代に建設されたサン・ペドロ・デ・ラ・ナーヴェ聖堂(691年頃)
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/3/d/3d15afaa.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/3/d/3d15afaa-s.jpg" width="160" height="116" border="0" alt="arch-hist-bc01-SanPedroNave" hspace="5" class="pict"  /></a><br />

フランス-サン・セルナンac13c
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/0/c01e10c9.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/0/c01e10c9-s.jpg" width="160" height="213" border="0" alt="arch-hist-ac13-stselnan" hspace="5" class="pict"  /></a><br />

ゴシック建築
重さを支える技術の進んだゴシックは「線(柱)」で構成するものである
10世紀以降の西ヨーロッパで興った独自の建築であるが、古典主義建築の隆盛とともに粗野なもの(=ゴート風「gothic」)とみなされ、建築造形としては廃れてしまう。壁を柱に変えて大きな窓を作って光をふんだんに取り入れたのがゴシック建築。
パリ大聖堂AC13C
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/9/c9e23595.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/9/c9e23595-s.jpg" width="160" height="212" border="0" alt="arch-hist-ac13-NotreDameDeParis" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
ミラノ大聖堂
内部は五廊式でラテン十字の平面、52本の柱【柱は太いもので,直径約2.5m】とリブ・ヴォールトの天井で構成されています。 それぞれの束ね柱の最頂部には聖人像が安置されています。

疑問点1.教会建築の身廊(ネイブ)の天井が、トンネル型ヴォールトから交差トンネル型リブヴォールトに変遷した理由。
=>より高く、より光を求めた教会が、繊細な柱で重いトンネル型ヴォールトを支えられないまた身廊(ネイブ)の壁に大きな開口部バラ窓などを必要としたため、軽くて丈夫な構造を持たせるために、正方形した対応できない半円アーチではなく長方形の身廊でポインテッドアーチを考案して、高さをそろえることができる
交差トンネル型リブヴォールトが一番適しているため。またこれらの交差トンネル型リブヴォールトを支えるために、フライングバットレスが考案された。
石やレンガで組積されたヴォールト天井は、天井を支える外壁に対して下向きの力のほかに、外壁を外側に押しやる力をおよぼします。その外向きの力で外壁が外側に倒壊するのを防止するのがフライング・バットレスの役割です。元々は梁ではなく、屋外に張り出す形で設置される控え壁でした。



疑問点2.キリスト教会の入口はなぜ西向きになっているのか。ある教会では東向きになっている物もある。その理由は。

=>大聖堂では祭壇の反対側に入り口が配置されるのですが、大聖堂は東に至聖所(アプス)、西に正面玄関をもつ(キリスト教において東はイエス・キリストを象徴する方角であるから)キリスト教では、東はキリストを象徴する方角
キリスト・カトリックの教会や聖堂などの主軸は東西に通っていて、西側から建物内へ入る構造となっています。それは、キリスト教において東はイエス・キリストを象徴する方角であり、教会の祭壇は東に正対しておかれるのが基本形だったからです。

キリスト信徒が初めて教会建築を許されて以来、彼等が東西の軸に沿って教会を建ててきたことを一点の疑いもなく証明します。彼はこれらの教会を二つのタイプに分類します。第一のタイプは東に入り口があり、西に後陣があるものです。第二のタイプは西に入り口があり、東に後陣があるものです。
12彼によると、四世紀初頭の時点で西方にある大方の聖なる建造物において後陣は東にあり、東方ではその逆でした。
13 四世紀の終わり頃までに東方の全ての教会でも後陣が東に位置するようになり、五世紀初頭以降これがルールになりました。
14 少し速度が遅かったものの、西方の教会にも同じような傾向がありました。五世紀半ばまでに西方のほとんどの教会で、後陣は東に位置するようになりました。
15ローマにある聖ペトロ大聖堂のような大聖堂では、後陣が西にありますが、これなどはそれが普通のやり方であった極初期教会建築を思い起こさせるものです。

主は十字架上で人類を救われたとき西に面しておられました。十字架上のいけにえがミサ中に再現されるのですから、会衆が東の方角を向くときには主と対面することになります。

3 近世の建築
ルネッサンス建築
イタリアのフィレンツェで1420年代に始まり、17世紀初頭まで続いた建築様式を指す。ルネサンスの動きは、15世紀、商工業で豊かな富を蓄えた共和政の都市国家、中部イタリアのフィレンツェで始まった。フィレンツェは、現在のイタリア共和国トスカーナ州フィレンツェ県に属する人口36万人の都市である。建築においては、ルネサンス様式では、装飾過多なゴシック様式の尖頭アーチに代わり、古代建築と同じ単純明快な正円アーチと直線が尊重されている。円頭アーチのうち、幾何学的に正確な半円になっているものは正円アーチと呼ばれ、ルネサンス様式の特徴の一つとなっている。
楽器が奏でる美しい和音の比例が、建築の美しさをも決定するという概念がルネサンス建築を特徴づける要素の一つである。

フィレンツェにあるサンタ・マリア・デル・フィオーレ聖堂
イタリアのフィレンツェにあるキリスト教・カトリックの教会。フィレンツェの大司教座聖堂であり、ドゥオーモ(大聖堂)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼の三つの建築物で構成される。教会の名は「花の(聖母)マリア」の意。
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/3/d/3da75ff3.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/3/d/3da75ff3-s.jpg" width="160" height="107" border="0" alt="arch-hist-bc14-StMariadelFiore-outer" hspace="5" class="pict"  /></a><a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/4/c/4c71ebd6.jpg" target="_blank"><src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/4/c/4c71ebd6-s.jpg" width="160" height="100" border="0" alt="arch-hist-bc14-StMariadelFiore-inner" hspace="5" class="pict"  /></a><br /><a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/3/b/3b9154d2.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/3/b/3b9154d2-s.jpg" width="160" height="120" border="0" alt="arch-hist-bc15-Santa_Maria_del_Fiore" hspace="5" class="pict"  /></a><a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/3/a/3a2a5c91.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/3/a/3a2a5c91-s.jpg" width="160" height="240" border="0" alt="arch-hist-bc15-View_of_the_Duomo_Florence" hspace="5" class="pict"  /></a><br /><a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/6/6/66a8d9df.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/6/6/66a8d9df-s.jpg" width="160" height="120" border="0" alt="arch-hist-bc15-View_of_the_Duomo2_Florence" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
イタリア-パラッツォ・ルチェルライac15c、宮殿邸宅。
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/a/0/a01b7261.jpg" width="101" height="135" border="0" alt="arch-hist-ac15-palazzo-rucellai" hspace="5" class="pict"  /><br />
バロック建築
バチカン-サンピエトロ大聖堂ac17c
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/6/5/655dafe0.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/6/5/655dafe0-s.jpg" width="160" height="120" border="0" alt="pietoro" hspace="5" class="pict"  /></a><a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/4/6/461f6168.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/4/6/461f6168-s.jpg" width="160" height="120" border="0" alt="arch-hist-ac17-san-pietro2" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
フランス-ヴェルサイユ宮ac17c
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/e/cefbf60f.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/e/cefbf60f-s.jpg" width="160" height="95" border="0" alt="arch-hist-ac17-versailles" hspace="5" class="pict"  /></a><a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/4/4/4495e312.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/4/4/4495e312-s.jpg" width="160" height="106" border="0" alt="arch-hist-ad17-versailles2" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
ロココ建築
ドイツ-ツバイ-ファルテン修道院聖堂ac18c、ロカイユ、自由で快活な

ネオクラシズム建築
フランス-サント・ジュヌイーブ聖堂ac18c、古代模倣
英国-大英博物館ac19c
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/e/5/e533fc96.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/e/5/e533fc96-s.jpg" width="160" height="122" border="0" alt="arch-hist-ac19-GrtBr-muse" hspace="5" class="pict"  /></a><br />

近代建築
産業革命、鉄・セメント・ガラスの製造技術の改良、鉄筋コンクリートの開発。
クリスタルパレス、19c,イギリス、J.パクストン。
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/5/6/562c9e7c.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/5/6/562c9e7c-s.jpg" width="160" height="115" border="0" alt="arch-hist-ad19-crystal-palece" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
アーツアンドクラフツ運動、工芸運動、イギリス、ウイリアム・モリス
アールヌーボー、ゆるやかな曲線と曲面、ベルギーV.オルタ、ギマール。
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/6/5/65966e50.jpg" width="95" height="127" border="0" alt="arch-hist-ad19-tasel-house1" hspace="5" class="pict"  /><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/a/ca01ca6c.jpg" width="113" height="143" border="0" alt="arch-hist-ad19-tasel-house2" hspace="5" class="pict"  /><br />
カサ・ミラ、スペイン、アントニイ・ガウディ。
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/3/9/392166bf.jpg" width="143" height="107" border="0" alt="arch-hist-ad19-casa-mira" hspace="5" class="pict"  /><br />
近代建築運動、合理主義、オーストリアのオット・ワーグナー。

ゼツェッシオン、A.E.Gのタービン工場、P.ベーレンス。
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/d/f/df2af255.jpg" width="136" height="106" border="0" alt="arch-hist-ad20-aeg-factory" hspace="5" class="pict"  /><br />
ル ランシーのノートルダム寺院、フランス、A.ペレー。ラーメン構造や打放しコンクリートの開発。
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/5/4/548cd9d3.jpg" width="137" height="91" border="0" alt="arch-hist-ad20-lrance-nortldam" hspace="5" class="pict"  /><br />
コルビュジェ、建築五原則、ピロティ、屋上庭園、連続窓、サヴォイ邸、1931年。
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/4/7/47d5ab68.JPG" width="124" height="93" border="0" alt="DH-LC-villa-savoye-photo" hspace="5" class="pict"  />
バウハウス校舎、初代校長、グロピウス、近代合理主義建築、ガラス窓、陸屋根、平滑な壁面。
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/8/9/89c311a4.JPG" width="120" height="90" border="0" alt="DH-DZ-bauhaus-photo1" hspace="5" class="pict"  />




2010年7月1日木曜日

インテリアコーディネーター・2次試験・受験参考書


TIME:2010/07/01,16:30-21:00.
PLAN:職業訓練学校、インテリアリフォーム、インテリアコーディネーター、資格取得。
PLACE:神戸、神戸高等技術専門学院、ジュンク堂、東急ハンズ、カワチ。

1.目的:インテリアコーディネーターの資格取得するため、行動計画を立てる。
神戸高等技術専門学院の平成22年度、インテリアリフォームコースでは2年次の10月に受験する予定であるが、1年次に2次試験取得するために計画する。

2.試験日、
一次試験2010/10/10日(第二日曜日)、インテリア商品と販売(100分)、インテリア計画と技術(100分)
二次試験2010/12/12日(第二日曜日)、論文試験(80分)プレゼンテーション試験(140分)

3.受験場所、大阪

3.費用、
一次・二次受験料、13,650円。

4.スケジュール
2010/07/1.願書入手、受験願書・要項を購入[6月下旬より販売]1セット1,000円です。ジュンク堂三宮店。
2010/08.願書の提出[7月30日~8月20日消印有効]簡易書留で送付。
2010/10/10(日).一次試験。
2010/11/05.一次試験合否発表
2010/12/12(日).二次試験。
2011/02/M.二次試験合否発表

社団法人インテリア産業協会
http://www.interior.or.jp/examination/

5.民間の資格なので、合格後も5年間登録料維持費が必要。13,650円/5年間

6.2次試験用の参考書を購入する。
6-1.インテリアコーディネーター2次試験過去問題徹底研究2010,2,520円、ハウジングエージェンシー。
6-2.インテリアコーディネーター2次試験製図練習帳,945円、ハウジングエージェンシー。

6-3.2次試験のための準備、製図用具
直定規、ステッドラー、方眼直定規、962 08-20,630円。

Staedtler MARS テクニカ 芯ホルダー、926円。HB芯付き。

Staedtler 卵型芯削器 513 85DSBK、473円。
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/e/1/e15d0664.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/e/1/e15d0664-s.jpg" width="160" height="213" border="0" alt="DVC00183" hspace="5" class="pict"  /></a><a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/8/3/830d61ce.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/8/3/830d61ce-s.jpg" width="160" height="213" border="0" alt="DVC00182" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
7.学習計画。
4/17-5/16:販売編教本、販売編過去問題1回目
5/17-6/16:技術編教本、技術編過去問題1回目
6/17-7/16:販売編過去問題2回目
7/17-8/16:技術編過去問題2回目
8/17-9/16:販売編過去問題3回目
9/17-10/10:技術編過去問題3回目
以上06/30まで完了。

7/01-8/31:論文・プレゼン過去問題1回目

9/01-09/20:販売編過去問題
9/21-10/09:技術編過去問題

写真は購入したインテリアコーディネーターの2次試験プレゼンテーション用の過去問題集。
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/8/f/8f12faea.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/8/f/8f12faea-s.jpg" width="160" height="213" border="0" alt="DVC00185" hspace="5" class="pict"  /></a><a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/e/9/e96cd2db.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/e/9/e96cd2db-s.jpg" width="160" height="213" border="0" alt="DVC00184" hspace="5" class="pict"  /></a><br />

2010年6月25日金曜日

IC1次試験・技術編・建築構造・木造・在来軸組構法


TIME:2010/06/25,16:30-21:00.
PLAN:資格試験、インテリアコーディネーター、1次試験、建築構造。
PLACE:木造、在来軸組構法。

目的:インテリアコーディネーターの1次試験、技術編の試験問題のまとめ。
木造軸組の部材の名称が、サッパリ理解できないのでよくわかる3Dの画像がないものか調査する。なければSketchUPで自作する予定。

参照web
1.木造軸組構法。
木造軸組構法(もくぞうじくぐみこうほう)とは、建築構造の木構造の構法のひとつである。日本で古くから発達してきた伝統工法(でんとうこうほう)を簡略化・発展させた構法で、在来工法(ざいらいこうほう)とも呼ばれている。
施工順序としては、基本的に基礎→土台→主要部分→小屋組み→屋根→床→壁 となる。屋根が比較的早期の段階で取り付くのは雨の多い日本において適しているとされる。
a:棟木 b:垂木 c:母屋 d:梁 e:軒桁 f:通し柱 g:�槌(まぐさ) h:床梁 i:つなぎ梁 j:胴差 k:筋交い l:根太 m:基礎
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/1/6/16c60e62.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/1/6/16c60e62-s.jpg" width="160" height="187" border="0" alt="w-st-jikugumi-1" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
2.小屋組(和小屋)
和小屋は、主に折置組(おりおきぐみ)と京呂組(きょうろぐみ)の2つがある。折置組は柱の上に直接「小屋梁」を架け、その上に「軒桁」を渡す形式で、京呂組は逆に柱の上に「軒桁」を渡し、その上に「小屋梁」を架ける形式である(なお、図は京呂組である)。
小屋組(和小屋) a.小屋梁 b.真束 c.小屋束 d.貫 e.棟木 f.垂木 g.母屋 h.軒桁
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/f/d/fd39d97a.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/f/d/fd39d97a-s.jpg" width="160" height="120" border="0" alt="w-st-jikugumi-wagoya" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
3.軸組の名称
下の図は軸組の代表的な名称ですが、軸組工法は基本的には、柱、梁、耐力壁の3つの部分から成り立っています。
【柱】 柱は建物の重さや力を支える垂直に立てられた部材の総称です。
【梁】 梁は上からの重さや力を柱や基礎に伝達するために水平に組まれた部材の総称です。 そして、難しそうな名前の数々も、それぞれの部位によって古来からいろいろな名称で呼ばれているだけです。
【耐力壁】 軸組の中で地震に対抗する部分を耐力壁といい、筋交いに代表される軸組工法にとっては無くてはならない部分です。下はその代表的な名称と部材の目的です。
【通し柱】・・とおしばしら 1階から2階の上まで1本の木を使った柱
【菅柱】・・くだはしら 各階に建てる正形の柱のこと。通常、柱とはこの部分のことを言う 【間柱】・・まばしら 管柱の間にいれる下地用の柱で管柱の寸法の1/3~1/2の幅のもの
【小屋束】・・こやづか 屋根の梁(母屋)を支える柱のこと。
【土台】・・どだい 基礎と建物を繋ぐ水平材
【梁】・・はり 使う部位によって、胴差、軒桁、床梁などいろいろな名称で呼ばれているが、水平材の総称
【母屋】・・もや 小屋組の中の水平材。
【大引】・・おおびき 床を支える梁のこと
【根太】・・ねた 床下地の直前の水平材。床の重さを大引きや床梁に伝える役割
  (*1)・・建物の重さを垂直に支える部材。総称して柱と考えればよい。
  (*2)・・建物の重さを水平に支える部材。総称して梁と考えればよい
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/8/e/8ea65a69.gif" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/8/e/8ea65a69-s.gif" width="160" height="306" border="0" alt="w-st-jikugumi-2" hspace="5" class="pict"  /></a><br />




2010年6月16日水曜日

IC1次試験・技術編・木造建築・建築用語からでたことわざ


TIME:2010/06/16,16:30-21:00.
PLAN:資格試験、インテリアコーディネーター、1次試験、日本建築用語。
PLACE:日本の木造建築用語、ことわざ。

目的:インテリアコーディネーターの1次試験、技術編の試験問題のまとめ。

・卯達があがらない
【意味】地位、生活がよくならない。ぱっとしない。
【語源】
〈1〉卯達は屋根のついた小さな壁で隣家との境界に防火壁として取り付けたられたもの。卯達は大変高価だったので、後に自分の財力をアピールする装飾的意味合いが強くなり競い合うように造られるようになりました。ここから転じて出世しないという意味になったという説。
〈2〉柱の上にある屋根を支えるための横木(梁)と屋根の骨組みの一番高い所にある棟木の間に建てる柱を「うだち」と言い、この「うだち」が上から押さえつけられているように見えることから生まれたという説。
〈3〉掘り井戸などの周囲を石で積み上げる時、一番下の土台として組む枠を「うだつ」と言い、「うだつ」は年中下積みとなっていることからという説。
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/4/1/41ae30d8.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/4/1/41ae30d8-s.jpg" width="160" height="120" border="0" alt="kenchiku-rekishi-jp-jukyo-yougo-udatsu-1" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
・几帳面。
【語源】
木材の細工法から生まれた言葉。
「几帳」とは、平安時代に使われた間仕切り用の布製の屏風のこと。
寝殿造りでは間仕切り壁がほとんどなく、御簾(みす)、壁代(かべしろ)などで小さなスペースに仕切っていました。そのさらに内側に立てられたのが「几帳」です。その「几帳」を支える細い柱は、角を面取りして鋭角に削り、その両側に刻みが入れてありました。この面取り法を「几帳面」といい、とりわけ正確な技術が必要とされたため、転じて今日のような意味になったそうです。
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/2/1/214c5956.gif" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/2/1/214c5956-s.gif" width="159" height="136" border="0" alt="kenchiku-rekishi-jp-jukyo-yougo-kichomen-1" hspace="5" class="pict"  /></a><a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/d/6/d643ebc5.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/d/6/d643ebc5-s.jpg" width="159" height="106" border="0" alt="kenchiku-rekishi-jp-jukyo-yougo-kichomen-2" hspace="5" class="pict"  /></a><br />

・ひさしを貸して母屋を取られる。

・敷居が高い
内法もの、の一種・・・建具や障子の開け閉めの所の下部につく横木化粧材で、引き戸などには溝が付いているが、溝の無いものは無目、敷居と言う。
不義理などの負い目でその人の家に行きかねている当人の心理状態として、一跨ぎのはずの敷居が何とも高く感じられたり、敷居と鴨居の間が狭まって見えたり、門が通り難いほど狭く思えてしまう──そんな後ろめたいがために躊躇している様を言い表わす慣用語でしょう。

・羽目をはずす。
隙間なくきちんとならべて板をはることを「羽目」といいます。本来整然と並ぶ羽目をはずしてしまっては意味がなくなってしまいます。羽目を外すとは、調子に乗って度をはずすことをいいます。

・釘を刺す
あらかじめ念を押しておくこと。日本古来の木造建築は、釘や接合金物を使わず、仕口・継手だけで接合していましたが、後に念のために釘を打つようになったことからきています。

・束の間
【意味】わずか。ちょっと。
【語源】
束とは、一般的に、短い柱のことを言います。国語辞典には4本の指で握った長さとあります。これより、「わずか」「ちょっと」を表すようになりました。

・建前
【意味】表立った方針。
【語源】
家を建てる時、基礎の上に柱・梁・棟など主な骨格を組み立てる「上棟式」のことを大工さん達の間では「建前」と言います。そこで「建前」が済めば大体どんな家が建つのかわかるため、「建前」は表立った方針を意味するようになりました。

・叩き上げ
【意味】苦労を重ねて腕を磨き一人前になった人のこと。
【語源】
「三和土(タタキ)」を作る時、生半加な叩き方ではいい土間が完成しなかったことから生まれたそうです。

・いの一番
【意味】真っ先。一番目。最初。
【語源】
柱の番号が語源。昔、家の図面は板に書いていました。その時、柱の位置は点で示し、縦方向に「い、ろ、は、・・・」、横方向に「一、二、三、・・・」という風に「番付」と呼ぶ符合をつけていました。そして、一番最初に建てられたのが「いの一番」の柱だったことからこの言葉が生まれました。

2010年6月12日土曜日

IC1次試験・販売編・家具・イス・デザイン様式


TIME:2010/06/12,16:30-21:00.
PLAN:資格試験、インテリアコーディネーター、1次試験、家具、イス。
PLACE:デザイナーズチェア。

目的:インテリアコーディネーターの1次試験、販売編の試験問題のまとめ。
椅子のデザイン様式をまとめる。
参考資料はHIPSより送られてきた「一目でわかるインテリアデザインの歴史」。

参照web
http://www.ems-o.net/index.html

・ルネッサンス
15c-16c、ギリシャ・ローマの古典復興運動。シンメトリー構成や水平線の強調。
チューダー
エリザベス
ジャコビアン
カクトワール(フランス)
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/9/9/99d77732.jpg" width="120" height="150" border="0" alt="DC-fr-kakutowore" hspace="5" class="pict"  /><br />
・バロック
175c-18c、豪華さを競う芸術様式。曲線、曲面、装飾を多用した流動感を強調。
ルイ14世様式
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/c/cc34c0d8.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/c/cc34c0d8-s.jpg" width="160" height="240" border="0" alt="DC-It-baroku-lui14" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
ウィリアム・アンド・マリー
・ロココ
18c後半のフランスを中心とした、繊細、優美で中国風の異国趣味。
ルイ15世様式
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/2/2/22745309.jpg" width="150" height="250" border="0" alt="DC-fr-rocco-lui15" hspace="5" class="pict"  /><br />
クィーン・アン
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/2/c/2c5cc303.jpg" width="120" height="150" border="0" alt="DC-br-rococo-queenann" hspace="5" class="pict"  /><br />
チッペンデール様式の椅子。
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/7/8/789c9d4b.jpg" width="99" height="137" border="0" alt="DC-br-rococo-chippendeel" hspace="5" class="pict"  /><br />
・ネオクラシシズム
18c中期以降、古典主義がよみがえった、控えめな装飾、矩形や水平線のバランス、古典モチーフの利用。
ルイ16世様式
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/b/e/be41e97a.jpg" width="132" height="100" border="0" alt="DC-fr-neocr-lui16" hspace="5" class="pict"  /><br />
ジョージアン
アンピール
シェラトン様式の椅子
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/4/3/436b5487.gif" width="133" height="200" border="0" alt="DC-br-neocr-sheraton" hspace="5" class="pict"  /><br />
リージェンシー
ビーダーマイヤー
ビーダーマイヤー様式の椅子
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/0/8/08549ab6.jpg" width="118" height="101" border="0" alt="DC-DR-neocr-bedamire" hspace="5" class="pict"  /><br />
ビクトリア
・アーリー・アメリカン
17c-19c前半
コロニアル
フェデラル
ウィンザーチェア(アメリカ)
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/6/c64ff08d.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/6/c64ff08d-s.jpg" width="160" height="250" border="0" alt="DC-us-earryamerican-winzer" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
シェーカー
シェーカー様式の椅子(アメリカ)シェーカーロッキングチェアー、レバノン ロッカーNo.6 。
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/3/5/3506744d.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/3/5/3506744d-s.jpg" width="160" height="202" border="0" alt="DC-us-earyamerican-shaker-lebanon-rocker-no6" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
・アーツ・アンド・クラフツ
19c後半、イギリスのモリスが職人による実用と美の結合した良品を目指した。
ウィリアム・モリス
サセックスチェア(イギリス、1865)
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/b/a/baf19f3b.jpg" width="77" height="96" border="0" alt="DC-br-moris-sasex" hspace="5" class="pict"  /><br />
・トーネットの椅子
NO.14,ミハエル・トーネット、オーストリア、19世紀後半、曲木。
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/1/4/148b0b0b.jpg" width="82" height="99" border="0" alt="DC-No14" hspace="5" class="pict"  /><br />
・アール・ヌーボー
1890年からフランスで流行した、自由で奔放な造形芸術、有機的な曲線を特徴。ドイツでは「ユーゲント・シュティール」といわれた。
エミール・ガレ
アンリ・ヴァン・デ・ヴェルデ
チャールズ・レニー・マッキントッシュ
アントニオ・ガウディ
アーガイル、チャールズ・レニー・マッキントッシュ、イギリス、1897、木製。
ヒルハウス、チャールズ・レニー・マッキントッシュ、イギリス、1902、木製。
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/0/2/029bca61.jpg" width="95" height="133" border="0" alt="DC-br-mackintosh-irgail" hspace="5" class="pict"  /><a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/a/a/aa1d1cfc.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/a/a/aa1d1cfc-s.jpg" width="160" height="160" border="0" alt="DC-hill-house" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
カサ・ガルヴェの椅子、アントニオ・ガウディ、1902
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/d/e/deaa5c4d.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/d/e/deaa5c4d-s.jpg" width="160" height="171" border="0" alt="DC-sp-casa-garuve-gaudy" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
・ゼツェッション(分離派)
1897年ウィーンで結成された革新運動。幾何学的な装飾様式。
オットー・ワグナー
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/4/c451f45a.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/4/c451f45a-s.jpg" width="159" height="189" border="0" alt="DC-aus-wagner-armchair" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
ヨゼフ・ホフマン
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/8/c/8c328ee5.gif" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/8/c/8c328ee5-s.gif" width="160" height="168" border="0" alt="DC-aus-hoffmann-armchair" hspace="5" class="pict"  /></a><a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/0/1/01b8af5c.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/0/1/01b8af5c-s.jpg" width="159" height="167" border="0" alt="DC-aus-hoffmann-armchair" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
シカゴ派
ルイス・サリバン
フランク・ロイド・ライト
ミッドウェー、ライト1914、ピーコック、ライト1921
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/0/c/0c305e30.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/0/c/0c305e30-s.jpg" width="160" height="251" border="0" alt="DC-us-light-midway" hspace="5" class="pict"  /></a><a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/2/c228e064.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/c/2/c228e064-s.jpg" width="160" height="179" border="0" alt="DC-us-light-picotoku" hspace="5" class="pict"  /></a><br />
タリアセン、ライト、1949
写真は、インテリアデザインの歴史を年表でまとめた。
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/1/b/1b1efb71.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/1/b/1b1efb71-s.jpg" width="160" height="116" border="0" alt="インテリアデザインの歴史" hspace="5" class="pict"  /></a><br />