2010年7月9日金曜日

JW-CAD・パース・一点透視図を作成する

TIME:2010/07/09.13:00.
PLAN:CAD、パース、一点透視図、建築CAD。
PLACE:神戸高等技術専門学院、インテリアリフォームコース、CAD実習。
1.目的:インテリア製図の授業でCADのパース図作成、一点透視図を作成する。建築CADのソフトはJW-CADなので、このソフトの使い方について調査する。

2.パースについて、まず用語の説明をしていただいた。
FL,GL,EL,VP,PL,SP,平面図、立面図、展開図

3.基本、パースはガラス窓を通して見える建物を、そのガラス面に写しとった図。このとき、ガラス面(PL)を建物(平面図)の手前でかつ接触している場合は縮小法といい、作図されるパース図は平面図より小さくなる。
またガラス面(PL)を建物(平面図)の後ろでかつ接触している場合で、人の立ち位置(SP)を建物の中に置く(すなわち平面図の中に置く)と、拡大法といい、作図されるパース図は平面図より大きくなる。

3.すでにJW-CADで作成した課題図は、ある室内の平面図、東側室内立面図、北側室内立面図、西側室内立面図、がすでに存在する物とします。ガラス面(PL)は平面図の奥でその北壁に接触している物とします。(室内パースなので拡大法)。VPは平面図と立面図から南壁の室内のほぼH1.5mmにあるものとします。このような設定条件で一点透視図をJW-CADで作成するものとします。

4.まず北側壁室内透視図を作成する。PLが平面図の北壁面と同じ位置にあるので、北壁面を作成する。

5.次に北壁面から西側、東側の天井の回り縁と床の巾木のラインをVPから延長して作成する。

6.西壁面にある開口部(ドアー)の枠のラインを作成する。

7.ポイントは、一点透視の場合は、X方向、y方向は、平面図と立面図の交点より拾う。Z方向は、いったんPL面との交点を求め、VPから放射延長して、立面図との交点を求める。

8.補助線と透視図線は色分け、レイヤー分けするとわかりやすい。

写真はCADの授業でパースの一点透視図の課題をJW-CADにて作成。透視図は青線で作成した。


































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