2023年3月29日水曜日

MAG-LITE 2C 電圧UP LED高輝度化改造 ver3

2023/3/29 

懐中電灯、マグライト2C、クリプトン電球、LED電球、DIY、改造
目的:電球型マグライトの再利用、電球バルブからLEDバルブに換える。
2020/1/22にVer1,2でクリプトン電球からLED電球に改造したが、電圧が3Vの為、低輝度で実用にならなかった。そこで今回、防災用懐中電灯として、実用的な輝度でMAG-LITEとしてつかかえるように改造を行った。改造ポイントは以下の2点。結果かなりの明るさのMAG-LITEになり満足しています。総費用は330円。
改造ポイント
1.電圧UP化(3V仕様から4.5Vから6Vまでの仕様に改造)
高輝度化対策としてアルカリ電池2個使用では3Vなので、これを4個使用の6Vまで電圧UPする。電池ホルダーの改造、単4電池が3個入るホルダーを2個使用することにした。
1個は直列、もう1個は単4を1個装着して、残りの2個は装着せずに、ジャンパーワイヤーで直接マイナス端子に直付けする。単四電池のホルダーは、100均のランチャーライトから部品として取り出す。2個必要。
2.高輝度LEDの調達(100均のランタンのLEDを部品として取り出す)
市販品のLEDバルブ(600円)より安価にするため、単4電池3個使用のランタンが70ルーメンと明るかったので、そのランタンからLEDを部品として取り出し、13.5φの直径になるまで削り、P13.5sの口金規格に収める。

1.部品として、ダイソー、ランチャーライト単4x3、グリーンオーナメント製、110円を2個購入する。電池ホルダーを部品として使用する。
2.部品として、ダイソー、2WAYランタン単3x3、グリーンオーナメント製、110円を1個購入する。このランタンのLED部の基盤を部品として使用する。
3.元あったマグライト2Cのクリプトン電球(2.5V,0.5A)のガラス部を取り除き、金属口金のみにする。
4.P13.5sクリプトン口金部にLED基盤を直径13mmまで削って組みこむ。LED以外の部品はなく、+に口金の突起からの赤リード線をつなぎ、マイナスに口金のケース外側からの黒リード線でつなぐ。基盤は片面印刷でアルミ1mm厚でヒートシンクの役目があり、この基盤も同時に使用すること。
5.組み込む前にLEDの点灯テスト、3Vでは点灯しない、3.8Vから6.16Vまでは点灯することを事前確認した。
6.P13.5sクリプトン口金部に実装後、テスト、点灯OK。
7.電池ホルダーの改造をして、単4電池4本使用可能に改造。またテールキャップ部のマイナス電極押さえのスプリングは単二電池用の輪が大きいため、取外し別の金属でボディのアルミに接触するように改造を行った。
8.点灯テスト、OK。ヘッドを回転して焦点が集中から拡散光まで変化する。
9.評価としては、長く点灯していると持ち手が熱くなってくる。通常の懐中電灯としては100点で重いほかは欠点が見つからない。