2010年8月25日水曜日
インテリアコーディネーター試験・技術編・照明・照度計算について
TIME:2010/08/25.09:00-16:00.
PLAN:IC試験,照明、照度。
PLACE:点光源の照度の計算、逆二乗の法則、入射角の余弦法則
1.目的:IC試験の技術編・照度の計算について疑問点をwebで調査する 。
2.照度は点光源の場合は、光源からの距離の二乗に反比例する。また入射角の余弦に比例する。と問題にあった。
3.照度で入射角の余弦に比例する。ところが理解できない。
=>被照面Gの法線方向と光の方向との間の角度を入射角とする。
光の方向に垂直な面の照度を法線照度Enといい。水平面の照度はEhはEnのcosθに比例します。詳しい説明は以下のを参照してください。
4.社団法人日本電気技術者協会の照明の基礎に詳しい説明があった。
http://www.jeea.or.jp/course/contents/09103/
3.1 点光源
直接照度とは、光源から直接に被照面に入射する照度です。点光源LによるP点の照度を逆二乗の法則と入射角余弦の法則を用いて計算します。
1)逆二乗の法則
第8図のように点光源Aのある方向の光度がIのとき、距離hの光に垂直な面上P点の照度Eは
E=I/H*2
となり、これを距離の逆二乗の法則といいます。
■第8図 逆二乗の法則■
<img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/1/7/178861d5.jpg" width="134" height="183" border="0" alt="IC-tech-lx-1" hspace="5" class="pict" /><br />
2)入射角の余弦法則
第9図のように、被照面Gに対する光の方向APが法線PNとθの角度を持つとき、被照面G上P点の照度Eは
E=Encosθ
となります。ここにEn は光の方向に垂直な面G’上P点の照度です。
このように、ある面上の照度は光の入射角θ の余弦に比例し、これを入射角の余弦法則といいます。
■第9図 入射角の余弦法則■
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/f/7/f7db93cd.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/f/7/f7db93cd-s.jpg" width="160" height="165" border="0" alt="IC-tech-lx-2" hspace="5" class="pict" /></a><br />
3)点光源による照度
第10図のように、被照面上高さh に点光源Lがある場合、光源直下の点Qから水平方向にd だけ離れた点Pの照度は、逆二乗の法則、入射角の余弦法則により求められます。光の方向に垂直な面の照度を法線照度En 、水平面の照度を水平面照度 Eh 、鉛直面の照度を鉛直面照度Ev といいます。これらの照度は、光源LからPへ向かう光度を Iθ として、
逆二乗の法則より
En=Iθ /p*2
入射角の余弦法則より
Eh=Iθ /p*2 *cosθ
入射角の余弦法則より
Ev=Iθ /p*2 *cos(90-θ)
となります。
■第10図 各種の照度■
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/8/5/8520784d.jpg" target="_blank"><img src="http://livedoor.blogimg.jp/yaooe/imgs/8/5/8520784d-s.jpg" width="160" height="99" border="0" alt="IC-tech-lx-3" hspace="5" class="pict" /></a><br />
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