椅子の調整

2012/6/24
正しい椅子の調整と座り方。

背骨のS字カーブが保てる座り方をするには、椅子の各寸法を座る人に調整する必要がある。
つまりすわり心地の良い、疲れない椅子にするには、

坐面の高さ=座る人の膝裏から足の裏までの距離に等しく=450
坐面の奥行き=500
坐面の幅=450

背板の高さ(笠木の高さ寸法はちょうど背中の中心を支える)=750
背もたれ幅=150
背もたれ下端の高さ=250

アームサポートの高さ=アームサポートがある場合は、背骨を正しく立てた場合、肩の力を抜いてひじがかるく90度に曲がるときにひじがアームサポートに乗る高さ。

これらが調整できるworking chairが理想。
学校用椅子では５号と６号の間でジャストフイットがない。

参考までに学校でつかう椅子・机
JIS「学校用家具・教室　机・椅子」
４．椅子の寸法

種　　類		０号	１号	２号	３号	４号	５号	６号
標準身長（参考）		９００	１０５０	１２００	１３５０	１５００	１６５０	１８００
座面の高さ		２２０	２６０	３００	３４０	３８０	４２０	４６０
座面の有効奥行き		－	２６０	２９０	３３０	３６０	３８０	４００
座面の最小幅		－	２５０	２７０	２９０	３２０	３４０	３６０
背もたれの傾きに対する 参考点		－	１６０	１７０	１９０	２００	２１０	２２０
背もたれ下端までの最大 高さ		－	１２０	１３０	１５０	１６０	１７０	１９０
背もたれ上端までの 高さ	最小	－	２１０	２５０	２８０	３１０	３３０	３６０
	最大	－	２５０	２８０	３１０	３３０	３６０	４００
背もたれの最小幅		－	２５０	２５０	２５０	２８０	３００	３２０
座面先端部の半径		－	３０～５０
背もたれの最小半径		－	３００	３００	３００	３００	３００	３００
座面の角度		－	０～４°	０～４°	０～４°	０～４°	０～４°	０～４°
背もたれの傾き		－	９５～ １０６°	９５～ １０６°	９５～ １０６°	９５～ １０６°	９５～ １０６°	９５～ １０６°

３． 机の寸法
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　単位　ｍｍ

種　　類		０号	１号	２号	３号	４号	５号	６号
標準身長（参考）		９００	１０５０	１２００	１３５０	１５００	１６５０	１８００
机面の高さ		４００	４８０	５２０	５８０	６４０	７００	７６０
下肢部分の最小高さ		－	３５０	４１０	４７０	５３０	５９０	６５０
ひざ部分の最小高さ		－	３５０	３５０	４００	４００	４５０	５００
すね部分の最小高さ		－	２５０	２５０	３００	３００	３５０	３５０
机面の奥行き		４５０，５００
机面の幅	１人用	６００，６５０，７００，７５０
	２人用	１２００，１３００
ひざ部分の最小幅		－	４５０	４７０	４７０	４７０	４７０	５００
ひざ部分の最小奥行き		－	３００	３００	３００	３５０	４００	４００
すね部分の最小奥行き		－	４００	４００	４００	４００	４５０	４５０