2010年10月7日木曜日

Google SketchUp 7・Max Bill・Ulmer Hockerのスツールチェアを3Dで作成してみる。


TIME:2010/08/07.09:00-16:00.
PLAN:DIY,木工、家具製作、木製スツール、3D設計図。
PLACE:職業訓練学校、家具製作、ドイツの木工職人のトレイナ実習課題、Google SketchUp

1.目的:木工の勉強の為に、木製スツールをGoogle SketchUpの3Dでモデリングしてみる。

2.対象作品は、マックスビルのウルム造形大学の学生用にデザインした木製スツール。
285*400*H450














Ulmer Hocker
・1954製作/ドイツ
・SIze  :W 395 D 295 H 450/SH 450
・Material:ビーチ材 
・Designer:Max Bill/マックス・ビル
・Product :Vitra Design Museum/Germany
・Shop  :hhstyle.com
・Price  :¥19.000-
1953年、旧西ドイツのウルムに開設された「ウルム造形大学」は、バウハウスの理念を継承する、革新的な教育機関でした。この大学の初代学長を務めたマックス・ビルが、学生の為にデザインした多目的スツール、それが「Ulmer Hocker」です。
バウハウスを代表するようなミニマムなデザインのスツールは、立てても横にしても使用でき、脚の間の横木は持ち運ぶ際の取手としても使える等、多機能にデザインされています。このバウハウスの名作チェアが、ヴィトラデザインミュージアムより復刻されました。安価で手に入り、便利に使えるコレクターアイテムです。

3.木工技術
石段組継ぎ、木の厚み18mmの短辺295mmに8mmの組継ぎが16組から18組の細かい組継ぎ。
脚部の地面に接する部分は、アールが削ってある。また縁切りで別部材を差し込んである。持ち手は18mmの丸柱で側板との留めは、断面の直径楔止め。

4.google SketchUPでレプリカを作成する。
寸法は、オリジナルに準拠したものと、日本人向けに少しサイズダウンしたものの二種類を作成してみる。
オリジナル
SIze  :W 395 D 295 H 450/SH 450
ジャパニーズ
SIze  :W 300 D 265 H 430/SH 430

5.Google SketchUpで入力した寸法。
板厚さ T=18mm
寸法 SIze:W 400 D 300 H 450/SH 450
石段組継ぎ幅 18mmで天板は9凸8凹、側板は8凸、9凹、両端調整。
取っ手位置 底から50mmでセンター、土踏み幅木18mm、6mm本ざね継ぎ、センターにR=300mmのコーナー。

写真はGoogle SketchUp 7でMax BillのUlmer Hockerのスツールチェアを3Dで作成しているところ。





































0 件のコメント: