2010年12月6日月曜日

インテリアコーディネーター試験・二次試験・論文・演習1


TIME:2010/12/06,10:30-15:20.
PLAN:職業訓練学校、インテリアリフォーム、インテリアコーディネーター、資格取得。
PLACE:神戸、学園都市、神戸高等技術専門学院。
1.平成22年度(第28回)インテリアコーディネーターの資格試験の準備記録。 2.試験日、二次試験2010/12/12日(第二日曜日)、
論文試験10:30-11:50(80分)、
プレゼンテーション試験13:10-15:30(140分)。
3.論文演習

キーワード
バリアフリーについて
木造住宅について考えてみると、高齢者(65歳以上の人)が自立して生活できる住まいのことであり、住宅のバリアフリー化には、高齢者にとって安全性・移動容易性・快適性・人のふれあいなどが求められる。また入浴中の事故が最も多いことから、事故の起こりにくい住宅を考えてみる。背景として高齢になればなるほど、工事期間も短くする必要があり、改造に踏み切る条件(費用、工期、仮引越し)も厳しくなります。そこで十年後の必要性を見据えてリフォーム計画を作成することが重要です。慣れた家での安心感が事故を減らす意味から、建替え(新築)よりもリフォームがいいと考えます。

バリアフリー化のリフォームのポイント。
1)玄関階で生活ができるように。
2)短く単純な動線。また回遊ができるように、土間は広めにすること。
3)内外通じて抵抗なく出入できるように。段差を減らし、廊下幅を広げる。
4)寝室の隣にトイレを配置できるように。
5)水回りのスペースは広めに。トイレ・浴室でのヒートショックを防ぐ方策。
6)他の工事とあわせて。他の工事たとえば耐震補強、水回りのリフォーム、床暖房・床断熱の改修と同時にバリアフリーのリフォームを行うと、費用が別々で行うのに比べて低減出来るのでぜひ検討していただきたい。

ユニバーサルデザインについて。
バリアフリーを発展させたユニバーサルデザインという考え方が住宅設計に採り入れられている。ロン・メイスによって提唱されたデザイン概念で、バリアフリーのように特定の人に対して住宅・住宅部材・都市環境などを設計・開発するのではなく、あらゆる人にとって使いやすく、やさしいものづくりを目指す考え方である。

省エネについて
冬暖かく、夏すずしい住まいへの性能アップ。
消費エネルギーを節約し、CO2の排出量を削減する。
次世代省エネ基準(平成11年)にあわせて住宅を改修する。
断熱で室内を快適にする。
地球環境を守るエコなりフォーム。
光熱費を節約し、エコポイントや減税も。
二つの断熱(「窓の断熱」と「床・壁・天井あるいは屋根の断熱」)
を中心にステップアップする手法。
1)窓の断熱
内窓を追加して窓を二重にする。
省エネタイプの窓サッシに取替える。
ガラスだけを省エネタイプに取り替える。
2)床・壁・天井あるいは屋根の断熱
断熱材は、繊維系断熱材と発泡プラスチック系断熱材がある。
断熱材は厚いほど断熱効果が大きい。
断熱材に隙間を作らない、結露をさせない施工が必要。
内断熱と外断熱

シックハウスについて
いろいろな建材に含まれる化学物質が原因で健康を害するというシックハウス症候群がクローズアップされている。建材や接着剤に含まれているホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなどの揮発性有機物質(VOC)が頭痛、吐き気、皮膚の炎症などの症状を起こし、相当重症な例も報告されている。木材資源の有効利用の為に合板を、簡単で丈夫な接着をする為に接着剤を、手軽でローコストな仕上げ材として塩化ビニールシート製の建材をという具合に、建築生産に利便性や効率化を求めてきた結果、そこに住む人間の健康に良くないことがわかってきた。現在では建築用合板のホルムアルデヒド含有量は基準値をクリアーするF4スターの合板を使用すれば一応基準値は守られる。また塗料なども極力F4スタークラスの物を使用すべきである。



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