2013年2月8日金曜日

コード巻き取り式イヤホンの断線修理

2013/2/01
修理
コード巻き取り式イヤホンのコード断線修理

2012/8/31に購入した、TDK TH-EC130のコード巻き取り式イヤホン(85cm,1280円)が
右側イヤホンから音が出ない。左は正常。ステレオ3.5mmステレオミニプラグの
接続部を指で曲げ伸ばしすると音が出ることもある。

原因:スマホでほぼ毎日使用しているためリード線が酷使されるためと思われる。
ミニプラグからの左側イヤホンに行く2本線が断線している。

対応:
A.細いコードを断線部をカットしてハンダで断線接続修理。
B.新規購入する。100均一で新規購入する。
C.巻き取り式LANケーブル、USBケーブルの巻き取り部分を流用して
お気に入りのイヤホンを巻きなおして使用する。改善対応。

コスト:1280円のイヤホンをほぼ0円で修理した。
    新規購入なら105円で労力はゼロ。どちらがいいかは?

実施
A.修理する。
工具はハンダ、ハンダコテ、テフロンシュリンクチューブ、カッターナイフ。
まず断線部を確認するため、カッターナイフで1mmのコードを縦割りにナイフを入れる。
中の細い2本線をばらす。中心に糸があり其の周りに編みこみワイヤーが包んでいる、
これが2本入っている。片側は緑色のラインマークが入っている、もう一方は金色。

2.ミニプラグのすぐ出たところで断線しているため。不用品のイヤフォンのミニプラグを
50mmのリード線を残して交換する。

3.リード線4本をハンダ接続する。編みこみワイヤーはコーティングがされているので
電気が通らない、そのためハンダたまり液のなかにしばらく浸して焼きとばす必要があった。
30秒くらいハンダで焼ききると、半田が乗るようになった。

4.注意点は、リード線の端子にハンダをきれいに乗せて太くならないように前処理すること。
2線の接続点が互い違いになるようにするとよい。太巻きにならないので。
またハンダ接続部のショートを防ぐため、一本づつテフロンチューブでシュリンク絶縁すること。
そのとき前もってリード線にシュリンクチューブを細い線から順に差し込んでおくこと。
緑色+金色、赤色+金色で金色は共通GNDでプラグの一番上外側、緑色は右側ライン、赤色は左側ライン。

下がTDKのTH-EC130コード巻取り機能付イヤホンの断線修理後の写真。プラグはオーデォテクニカの不要イヤホンから部品取りした。



B.新規購入する。早く気づいていればこれがベスト。
100均で購入した。ダイソーで105円で購入した。一番早くて便利。75cmで巻き取り部が小さい。
したがってリード線も極細、イヤーパッドのあたりが自分にはフィットしない。
しかしイヤホンの音質が悪く、巻取りのスプリングが強いのですぐ断線しそうである。
これがダイソーの巻き取り式イヤホン、マジックテープは後付。
巻き取り器の分解
注意点、から割りしたときにひげゼンマイバネが跳ねて、小さなストッパーボールをなくさないこと。
コードの出口が上下に分かれいてる。
丸コードは中心軸内に沿わすことができない為不可、フラットケーブルで高さのできるだけ小さいものが巻き取りやすい。
iPhone5sの純正イヤフォンは丸コードなので、USBコード巻き取り器で丸コードのものを代用することができる。

0 件のコメント:

コメントを投稿