20120812
第3種冷凍機械責任者 試験勉強 保安管理技術
「初めての第3種冷凍機械責任者試験」日本教育訓練センター
のテキストを自己学習したまとめを記録する。
第1編 保安管理技術(90分 択一式 15問 60%以上)
第1章 冷凍のしくみ
熱の移動の形態は、熱伝導・熱伝達・熱放射
熱伝導・熱伝達など複合された熱の移動を熱通過という。
熱には、顕熱と潜熱の二つがある。
顕熱と潜熱の和を全熱量という。
冷媒は、蒸発・圧縮・凝縮・膨張の四つの状態変化を繰り返す。
凝縮熱量=冷凍能力+圧縮仕事
p-h線図
理論冷凍サイクル
冷凍能力は蒸発器が吸収する熱流量。[kJ/h]
冷凍効果は Wr=(h1-h4) [kJ/kg]
成績係数COPは冷凍サイクルやヒートポンプサイクルの効率を表す尺度。
(COP)R=Φ0/Pth
(COP)H=Φk/Pth=1+(COP)R
第2章 冷媒と潤滑油
冷媒 アンモニア、フルオロカーボン
各冷媒、潤滑油、ブライン
第3章 圧縮機
圧縮機 容積式、遠心式
多気筒圧縮機では、アンダーで容積制御と始動時の負荷軽減を行う
オイルフォーミングを防止するには、圧縮機停止時の湯温低下を防ぐクランクケースヒーターを用いる。
第4章 凝縮器
第5章 蒸発器
蒸発器は、乾式、満液式、冷媒液強制循環式
乾式蒸発器内の冷媒は、湿り蒸気->乾き飽和蒸気->加熱蒸気と状態変化する。
除霜にはホットガスデフロスト法と散水除霜法の二つが広く使用。
第6章 付属機器
受液器、ドライヤ、フィルタ、液分離器、液ガス熱交換器
液ガス熱交換器の役割、フラッシュガスの発生防止と冷媒ガスの適度の過熱。
第7章 自動制御機器
温度自動膨張弁、蒸発器出口の冷媒の過熱度を一定に保つ。
圧力調整弁は、蒸発・吸入・凝縮圧力調整弁がある。
圧力スイッチには、高圧・低圧圧力スイッチと油圧保護圧力スイッチがある。
第8章 安全装置
高圧遮断装置、安全弁、溶栓、破裂板、圧力逃がし装置
圧縮機用安全弁の最小口径 d1=C1√V1
圧力容器用安全弁の最小口径 d3=C3√D*L
溶栓の口径は安全弁の口径d3の1/2以上でアンモニアには使用できない。
第9章 配管
冷媒配管には、吐出し管、高圧液管、低圧液管、吸込み管の四つがある。
フラッシュガスは、高圧液管の温度上昇や圧力降下が大きいときに発生しやすい。
横走り管むにUトラップがあると、液圧縮(リキッドハンマ)の恐れがある。
第10章 強度
許容引張応力は、引張強さの1/4
接線方向の引張応力 σtは長手方向の引張応力σlの2倍。
鏡板の板厚は、中央部の半径Rが小さいほど、隅の丸み半径rが大きいほど、薄くなる。
第11章 圧力試験
耐圧試験、気密試験、真空試験がある。
耐圧試練は、水や油の液圧で、設計圧力または許容圧力の低い方の1.5倍以上の圧力で行う。
気密試験は、酸素や可燃性、毒ガス以外の空気や不燃性ガスを設計圧力または許容圧力の低い方の圧力以上の圧力で行う。
第12章 運転の状態
第13章 保安管理
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